カリキュラム改革とその成果 - 西大和学園カリフォルニア校

帰国後も学力が伸びる
7:3日英バイリンガル教育

~カリフォルニアで必要とされる日本語が強いリーダーを育成~

「英語が話せる」と引き換えに「漢字の力が2学年も遅れたり、帰国後の支援が受けにくい理科・社会を捨ててしまっていませんか?」「帰国後に英語があっという間に抜けてしまった」という話を聞いたことがありませんか?「帰国後も学力が伸びるバイリンガル」に育てるためには、「学力を伸ばすための日本語力」と「長期的に英語を学べる力」をつける仕組みが必要です。また、カリフォルニアに永住するならバイリンガルは当たり前。「片言の日本語を話せるだけのバイリンガル」ではなく「日米両国の確実な架け橋となるリーダー」を育成する教育がここにあります。
7:3のNACのバイリンガル教育は、文科省認定、「高度グローバル人材育成拠点(AG5)」研究校の洗練されたカリキュラムです。

7:3のカリキュラムとは?

学力の根幹となる主要教科は日本国内にいた時より、着実に学力を伸ばして いくように7割の時間をあて、少人数であることを生かして私学らしい教育を行います。

小学部の英語教育は「現地校と同様のELDの他、イマ―ジョン教科、英検演習、帰国後の英語保持にターゲットを当てたEnglishの4教科を通して、3割の時間を英語で学習します。

中学部の英語教育は「高校受験で勝てる英語力」にターゲットを当て、EFLで受験英語と英検演習を行います。3割の内訳には、イマ―ジョン教科の英語で受ける期末試験も含まれています。

これらの教科で身に着けた英語力でスピーチコンテストを行い、英語でプレゼンテーションを行う体験を重ねていきます。また、何故、バイリンガルになることに価値があるのかを考えるために、小学部高学年と中学部では南カリフォルニアの豊かな外部人材と連携し、バイリンガルとしての価値とリーダーシップについて学習するセミナーを開設しています。

教育課程(小学校・中学校)
教育課程(小学校・中学校)

英語イマージョン

教育理論上、音楽・アート・家庭科のようにデモンストレーションや目で見て耳で聞いて学ぶ機会が多い教科を
英語で学ぶことは、特に米国の滞在が3~5年の子供たちに効果的です。

音楽

~世界の音楽をバイリンガルで~

音楽を通して「英語がもつ音声・リズムの特徴や言葉の豊かさ」を理解し、歌を歌ったり、音楽理論を学びながら、自然に英語力を育てます。米国文化が学べる歌を合唱し、帰国支援のために、鍵盤ハーモニカやリコーダー合奏も学習します。音楽の授業で触れる英語は、教科書に提示される単語や文法の順番に関係ない自然な英語です。楽しみながら英語の歌を歌う体験は、子どもたちがこの先何年も英語に触れていきたい、と思う気持ちを育てます。

図画工作・美術

~アートを通して米国文化を学ぶ~

図画工作・美術を通して文化の違いを学び、手順を追って英語による指示を理解し、作品にこめた自分の考え・意図・気持ちを単語や短文でタイトルに表現します。マンダラ・メキシコの街並みなど日本の教科書にはない題材で多様な文化に触れていきます。廊下に並んだ色とりどりの作品を前に、最後に作品の意図、苦労したことなどをクラスの友だちに発表します。この中から、代表がスピーチコンテストに参加して、更にプレゼンテーションスキルを伸ばしていきます。

家庭科

~英語でグループ実習を~

食や手芸を通して文化の違いを学び、手順を追って指示を理解し、友達と英語で円滑にコミュニケーションをとりながら、グループ実習ができる力を育てます。本校のELD/ELAを指導している教員が、アメリカンやメキシカンなどの現地の食を紹介したり、栄養素などの学習を、わかりやすく英語100%で指導います。教科書に英語で素早く書き込んだり、最後にグループで英語によるプレゼンテーションをしたり、「英語をとことん使う」授業です。

英語力検定 (実用英語検定・LAS)

帰国受験、人事評価に欠かせない英検に全校で取り組んでいます。英語力を定期的に試験することはイマージョン教育の成果を分析し、よりよいカリキュラムにしていくためにも大切なツールです。また、従来通り私立の現地校でも活用されているLAS(Language Assessment Scales/McGraw-Hills )も実施しています。

ボキャブラリー対策

継続が大切なボキャブラリー学習は、毎朝10分行います。1~4年生までは、手作り感あふれる英検対応単語カードでゲームを交えて学習します。5年生以上は対策本を活用して文の中でどのようにボキャブラリーが活用されているかを学びます。

リスニング対策

月曜日にタブレットを用いて、受験する級のリスニング演習を行います。ELD/ELAのネイティブ教師が指導するので、英検のみならず現地校のEnglish Proficiency Testの力も自然に育成されます。

ライティング対策

中学部英語科では、授業の中で英検の指導を取り入れると同時に、毎月1回、ネイティブの先生がライティング指導しています。日本語で考え英語で書く生徒、英語で考え表現する生徒など、多様な各生徒のニーズに沿った学習を可能にします。

各学年の目標級
1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年
5級の学習開始 4・5級 3・準2級 2級 準1級

グローバルリーダー養成講座と
スピーチコンテスト

グローバルリーダー養成講座
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プランニングシート

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スピーチコンテスト

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