年長組の「染め物遊び」
材料となるのは、なんと…
”タマネギの皮”!
保護者の皆様にご協力いただいて、タマネギの皮を集めました♫
玉ねぎの皮を集め始めてから毎日のように、「もうできる?!」と楽しみにしていた染め物遊び。
どんなふうな模様で染めたいか、3パターンの布の絞り方を見て、それぞれに好きな模様を決めてもらいました。白い布に輪ゴムを結いつけるのは、始めは大変でしたが、何個もつけるとみんなコツを掴み、「もっと結ぶ!」「あと◯個!」と言いながら頑張っていました!
輪ゴムを結ぶことに慣れているお友だちが少ないので、みんなにとって、手先を細かく使ったとても良い作業になったのではと思います♪(手先の細かな作業は脳の成長を促します♪)
布絞りまで終えると、さあ待ちに待っていた、”染め”の工程へ!
玉ねぎの皮を水で煮、次にその煮汁で布を煮ます。
最後に漬物などの色止めとしても使われる「ミョウバンの粉」を溶き入れてそのまましばらく置いておきます。
お鍋で煮ている玉ねぎの皮の水の色が変わる様子を、目を輝かせながら見つめるお友だちや、「なんかスープみたいな匂いがする!」「お芋みたいな匂い!」と反応はそれぞれでしたが、みんなウキウキしている様子でした。
布が冷めたらすべての輪ゴムを取り、染め物が完成!
布を広げると、みんな大喜びで、お友だちと見せ合いっこをしながら楽しみ、広げた布は乾かすために手に持って芝生グランドを走り回っていました。
「是非ご家庭で素敵な何かに変身させてみてください♪」の担任からの言葉がけに、数名の保護者さんが素敵な巾着やおやつ入れに変身させてくださりました💛
昔ながらの染め方を知り、”染め物体験”が味わえ、充実感に満ちた年長組でした。